塗料には、防かび防藻材が入っており、かびや藻が付きにくくなっております。カビや藻の発生はその効果が薄れている証拠です。すぐに塗装が必要というわけではありませんが、塗装にかかる資金の貯蓄を検討されるのがよいと思います。
塗り替えの目安 新築住宅の目安
新築住宅の最初のメンテナンス（塗り替え）のタイミングは、10年です。
素材によって、メンテナンス時期に差があります。ここでは、サイディング外壁・モルタル外壁・ガルバリウム外壁の3種類をご紹介します。
各種外壁のメンテナンス
#01
サイディング外壁
サイディング外壁
サイディング外壁の最初の塗り替えは、10年前後です。
サイディング外壁は、つなぎ目にシーリングがあり新築時のほとんどが10年までしか持たないものが使用されております。
現在は模様も多種多様なため、塗りつぶしたくない方は、クリヤー塗料がおすすめです。
外壁の劣化が進むとクリヤー塗装をおすすめできないため、
早めの塗り替えのご検討が必要になります。
#02
モルタル外壁
モルタル外壁
モルタル外壁の最初のメンテナンスは、10年です。
地震の多い日本では特に外壁のひび割れが発生してしまいます。
モルタル外壁は、防水性能が低く、ひび割れからの雨漏りの可能性があります。
塗り替えの際には、ひび割れの補修、塗装が必要です。
#03
ガルバリウム鋼板外壁
ガルバリウム鋼板外壁
ガルバリウム鋼板外壁の最初のメンテナンスは、10年～15年です。
条件下にもよりますが、メーカー保証が10年ついており、10年以降で錆の発生の可能性があります。
錆の発生をそのまま放置すると穴が開いてしまう可能性もあります。錆が出ているようでしたら早めの塗り替えが必要です。
塗り替えのサイン
サインによって塗り替えの重要度が変わります。
ご自宅の外壁を一度ご確認ください。
劣化度を3段階で表記しております。
劣化度☆☆☆は早めの塗り替えをおすすめしております。
外壁のかび、藻 劣化度☆
チョーキング 劣化度☆☆
塗膜が劣化し、防水性能が落ちてきているサインです。
塗り替えをし、防水性能を高める必要があります。
すぐに雨漏りをしてしまうわけではありませんが、塗り替えのご検討をお勧めします。
シーリングの劣化 劣化度☆☆☆
シーリングはサイディング外壁の伸縮に対応する重要な部分です。まれに南側は日当たりがよい為、劣化が進み取れてなくなってしまっているお家もございます。シーリングがない場合、地震などの揺れをシーリングで対応できず外壁にひびが入り、かけてしまっている現場もあります。
シーリングが劣化している場合早めの塗装・シーリング打替え工事をご検討ください。
外壁のひび割れ 劣化度☆☆☆
モルタル外壁のお家は、地震などの影響を受け外壁にひびが入りやすく、ヒビの大きさにもよりますが雨漏りにもつながる為、早めの塗り替え、コーキング注入をお勧めします。
ご提案のポイント
当社では塗り替えの際におすすめしているのは、期待耐用年数が12年～16年のラジカル制御シリコン塗料です。
コストパフォーマンスが高い塗料で一番おすすめしている塗料ですが、12年後にお子さんが大学に通わせる時期と被ってしまうと学費でお家のメンテナンスにお金がかけられないという意見を多くあり、そういった方にはメンテナンス時期をずらす目的からフッ素塗料や無機塗料をおすすめしております。
塗り替えた後の人生設計を考えながら塗料を選ぶことが重要であり、大事なお家を守ることにつながります。
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